8月18日〜19日

生温い。風が異様に重く感じられる。この街全体から非常に鬱陶しい何かを感じる。
それにしても普段はまるで震災後の繁華街のように静まり返った国際展示場駅が
タクシーやらバスやらで賑わい、さらにその3倍4倍の人で溢れ返っているとは凄い・・・
やはり日本経済はこういったジャンルで潤っているのだろうと、ひしひしと実感した。
というわけで、この前の激戦を征し、無事にチケットを入手した我々は
意気揚々、準備万端、全力全開絶好調でこの日を迎えたのだった。
そう!一日にウン十万人という動員数を誇る・・・にもかかわらずあまり一般社会からは認められていない
別名、裏サマソニ・・・コミックマーケットである
まあ、知らない皆さんも居ると思うけどね・・・知らなくていいよ。
かくゆう私も、この行事には初参加。もう前々日のチケット争奪戦からグロッキー状態だったからな・・・
非常に不安です。嗚呼、生きて・・・というよりも無事(色んな意味で)に帰れるだろうか

そんな僕をビックサイトは不気味に出迎える。
えー、コミックマーケットっていうのは3日間開催されておりまして、
私が参加するのはその3日目―1番混むと定評の有る3日目です。おお、何たる命知らず
初陣が長篠の戦(武田側)みたいなもんですな。未知なる世界とこんにちはです。
それにしても驚いたのが、あんな必死の思いでチケット取ったのに徹夜しなきゃならないという事実。
何だ、俺はもっと・・・ディズニーランドのファストパスチケットのようにスーッっと入れるのかと思った
やはり自己実現って難しいんですね。まぁ、この場が自己目的の場であるかは疑わしいが
そんなわけで・・・

友人達と夜を明かします。
もー、この時点でね・・・暗闇で蠢く凄まじい数の人々の威圧感に押されっぱなしで
半ばグロッキー状態でしたよ・・・だが、さすが祭りのテンション、さほど苦ではないのが不思議!
だが、私はこの後、このコミックマーケット入場前の徹夜行為の恐怖を味わうことになります。
あ、俺ちょっとトイレ行ってくるわー。夜になると俺、結構間隔短いんだよね
トイレ30分待ち(これでもマシな方)

8月19日

夜が明けました。まるで暗黒星のように永い永い夜が明けました。
知っているか?暗闇に蠢く群衆の影って凄い怖いんだぜ!
ホントゲリラ部隊と戦う正規軍の恐ろしさが分かるわ・・・臨死体験
それにしても

これがホントに朝5時の写真かよ!
朝5時にこの人通り(?)って・・・画的には昼下がりのオフィス街って感じだ
やはり人間を動かすリビドーとは素晴らしい。みな顔が爛々としている。

そしてマックは無間地獄と化す。
早すぎるほどの朝食を取った後は、会場入場までひたすら待機になります
先ほどまでは暗闇で五寸先も見えぬ(東京なのに!)状態だった待機場所ですが
こうやって明るくなって全体が見渡せるようになると


とんでもねえ場所で待機させられてたんだな!俺たちは!
ここはパキスタンかバングラディッシュの難民キャンプかよ!ここは!
それと昨夜は涼しかったから感じませんでしたが・・・こう、日が昇ってくると感じます
感じます感じます・・・異様に篭った臭いが・・・うげぇッ!
自宅から数キロしか離れていないのに・・・ここはまるでパラレル島のように別世界ですよ、母さん
でもまぁ、日が昇ったということは入場も間もなく・・・!
やりました!やっと永き列地獄・・・人肉の海からの脱却の時が来たのです!
嗚呼、来たれ念願の会場入場!イヤッフー!マンボ!(過度の疲労で壊れています)

ね、念願でもねぇーっ!
進めど地獄、戻れど地獄、天にまします大釈迦様も蜘蛛の糸一本垂らさぬ人海地獄
それがコミックマーケットの全貌と見た。
ああ!押すな!押すな!痛い痛い!
ぎゃーっ!くっつくなデブ!離れろ!デブ!痩せて来い!デブ!働け!デブ!
もうあんなキモオタ達の集団に突っ込みたくはありません!もう二度と御免です。
第一、僕のような善良なる一般市民が、日本の最下層に位置する階級の文化を
無理やりにでも理解しなければならないなんて、無理無謀の極みです!
・・・と日記には書いておこう。
(人一倍コスプレ広場を楽しんでいた・・・というのは内緒だ)
コスプレ写真?そんな宝物を簡単に見せられるわけないだろ!